不器用だからこそ、道具に頼る
正直に言うと、私はあまり手先が器用な方ではありません。
いろいろなご依頼をいただく中で、自分自身、同じ作業に慣れるまで、人より時間が掛かっているように感じることがよくあります。器用な方であれば、感覚だけでさっとこなせるような作業も、私にとっては何度も繰り返しながら少しずつ身につけていくものでした。
時間の掛かる作業を、道具で見直す
そこで私がしてきたのは、道具に頼るということです。
毎回時間が掛かってしまう作業があると、「これを短縮できる道具はないか」と調べては購入し、実際に試す。その繰り返しでした。もちろん、期待していたほど使いやすくなかったものもあります。それでも少しずつ、自分の手の動きや癖に合う道具を選び取ってきたことで、今ではある程度、自分なりの道具立てが揃ってきたように思います。
不器用さは、慎重さでもある
本当は、器用に、スマートにこなせたら、それに越したことはないと今でも思います。
ただ最近は、不器用だからこそ、一つひとつの作業を丁寧に、慎重に進められているのではないか、とも思うようになりました。慣れた手つきでは見落としてしまうような小さな部分にも、立ち止まって目を向けられる。それは不器用さゆえの、ひとつの強みなのかもしれません。
不器用な自分だからこそできることを、これからも大事にしていきたいと思います。