外国人技能実習生
用事で大阪に行く日に合わせて、知人と食事をしました。以前、同じ職場で働いていた方で、半年ぶりにお会いしました。現場のリーダーをされていましたが、今は勤務先も変わり、サービス提供責任者をされているとの事。今の職場では職員の3割が外国人技能実習生の方だそうで、優秀な人が多いそうです。
外国人技能実習生という言葉は知っていますが、中身をよく知らないので調べてみました。
技能実習の基本理念
技能実習制度は、我が国で培われた技能、技術又は知識の開発途上地域等への移転を図り、当該開発途上地域等の経済発展を担う「人づくり」に寄与することを目的として創設された制度です。
技能実習法には、技能実習制度が、このような国際協力という制度の趣旨・目的に反して、国内の人手不足を補う安価な労働力の確保等として使われることのないよう、基本理念として、技能実習は、
- 技能等の適正な修得、習熟又は熟達のために整備され、かつ、技能実習生が技能実習に専念できるようにその保護を図る体制が確立された環境で行わなければならないこと、
- 労働力の需給の調整の手段として行われてはならないこと
とあります。
過去に働いた施設では、外国人技能実習生を採用している理由は人手不足によるものでした。また実習生の方の中には、もう故郷には帰らないと決めている方や、在職中に日本人の職員と結婚する方もいました。背景はそれぞれあると思いますが、ニュースでは「未払い」や「暴行」といったネガティブな記事が散見されます。実態はわかりませんが、所定の手続きを経て入職されてきた方々ですので協力して良い職場を作り上げていきたいものです。
いま関わっている施設さんでは、応募された方の事を親身になって考え採用活動を進めておられます。また機会があれば、許可を得てご紹介させていただきます。